第79話「燃え上がれタギル!栄光のデジモンハント!」

こんな辺境の地で、コンスタントではないにしても愛を叫び続けてきたこの感想も、
これが最後となってしまいました。うーん、寂しい・・!
振り返ってみれば、一気に1クール以上をアップしたりと、
ムラがありすぎた更新頻度ではございましたが、
無理やりであれ意地であれ、全話感想を書けて、ホッとしております(笑)
また、デジモン感想を書ける日を楽しみに、最後のデジクロ感想、参ります!
今まで読んで下さった皆様、本当に、ありがとうございました!!!
それでは、続きよりどうぞです(^^)

※ネタばれ注意報:アニメ版クロスウォーズ

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※リアルタイムと録画で見た記憶のみですので、記憶違いなどありましたら申し訳ないです。

では、デジクロ最後、恒例の項目別感想、行きます!

デジクオーツ&リアルワールド:
まさか、生物がほぼすべてデータ化される事態になるまでとは思いませんでした。
みんなが消えていく様子は、やっぱり悲しいものがありますね・・。

タギル:
冒頭、「タイキさん!」と叫んでおりましたが、
世界の危機云々よりも、咄嗟に憧れの人を心配するあたり、
本当にタイキさんのことがでかいんだな〜と思いました。
そして、リョウマに対しての叫びと想い。
タイキさんに任された世界の命運。自分を信じて消えていく仲間達。
歴代でも、最上級の過酷な戦いでした。
世界で最後の形ある生き物として、すべてを背負って戦う。
諦めることなく、世界を救うため、そして、
スーパースターになるために。
自分の夢のために。ひいては、みんなで楽しく生きるために。
・・正直、歴代の力とか、あのタイキさんを超えるとか、
羨ましすぎて認めたくなかったです(笑)
それでも、改めて考えるとなんとシビアだったのか。
家族も友達も、みんな人質にされている状況。
ハンターとして伊達に何体も捕獲してない経験と、信じて進む力。
その姿勢は紛れもないスーパースターでした。
まさか、ブレイブスナッチャーとデジクロスさせるとは・・!!
元々はデジモンだったわけですし、そういえば可能ですよね。
クオーツモンのルーツを発見し、無事に世界を救った彼ですが、
戦闘終了後の1ヶ月はその勢いもなかったご様子。。
やっぱり、タギルにとっては、相棒のガムドラモンいてこそ、
2人でスーパースターなのでしょうね・・!
再会できて、本当に良かったです・・!!

ガムドラモン:
冒頭ではタギル同様、王様の心配をし、速攻でアスタモンに一発入れました。
その素早さはさすがのものであり、心から王様であるシャウトモンを慕っていた表れでしょうね〜。
アスタモンに対しても、友情はあったでしょうし、口に出さずとも救いたかったのかな、と。
本当のアスタモンは何処にもいなかったとしても、一緒に戦ってきたことは紛れもな事実ですから。
タギルと共に時に無茶をしながらも、最後まで信じ、戦ってくれました。
捕らわれた仲間達ももちろんのこと、タギルと共に戦うということそのものにも、
ガムドラモンにとっては、大きな意味がありそうです。
諦めない強さ。そして、ビッグになるという夢。
叶えた彼は、これからもタギルと共に、たくさんたくさん、楽しんでください!

タイキ:
前回受けた攻撃により、かなりの重体でした。
でも、それでも、タギルにすべてを託し、信じる姿は、ヒーローそのもの・・!
「英雄にはゴーグルが必要なんだよ」というセリフは、
歴代の英雄を間近で見たから、というのもあるのかもです。。
考えてみれば、タイキさんのゴーグルも、デジクロ全ての戦いを見てきたわけですもんね。
それを託すということは、全てを託すということ。
タイキさんは、その意味を理解したうえで、タギルにゴーグルを渡したのかな。
・・とはいえ、そのセリフを聞いた時の私には、「マサルが・・・!」と思ってしまったのですが(^^;)
まあ、彼は英雄と言うより番長だからいいのか。(ぇ)
話は戻してタイキさん。「俺を超えて見せろ!」だなんて、中2で言えるなんてほんと恐ろしいです。
自分を慕ってくれる人たちを何人も見てるんだろうなあ・・。
頼られ過ぎて困るときもあるだろうし、育てている実感もあるのでしょう。
ほんと、末恐ろしい天才です。まさしくスーパースター。
敵に取り込まれて尚もそのリーダーシップを発揮し、そして、自分のことは気にするなと言う。
ヒーローの鏡のような方でもあります。
タイキさん1人無力化するだけで状況が変わるのも納得です。
それだけの存在感と力を持っていたタイキさんは、
タギル達と違い、シャウトモンとの関係もまた、お別れした状態で安定しています。
1度世界を救い、互いの生活を信じて別れてますしね。
ラスト、タイキさんが気にしていたのはシャウトモンではなく、時計屋さんでした。
まさか、正体に気付くとは・・・!!どこまでスーパーなんですか彼は。

シャウトモン:
タイキさん同様の重体でしたが、どこかに余裕が見られた気がします。
なんというか、ガムドラモンを信頼しているから、その2人に任せれば安心だから。
そんな感じがしました。さすが王様。
夢叶え、デジタルワールドを治めている彼は、
ハントされたクオーツモンのデジタマを保護しているとのこと。
シャウトモンは、本当に、自分の役割をしっかりと認識してますね〜。
それは寂しくもありますが、すごいことだな、とも思います。
自分にできることをしっかり把握する。そしてそれに責任を持つ。
さすがは、デジタルワールドのキングです!

ユウ:
タギルに対して、絶対の信頼をおき、すべてを任せました。
ユウもまた、タギルやリョウマと同じくタイキさんに憧れる者ですが、
すでに世界を救った経験もありますし、普段は1番近くにいます。
そして、タギルの様子を1番よく見ているのもまたユウであり、
任せておくことにたいして、なんの不安もなかったのでしょうね〜。
なんやかんや言って、タギルとは良いコンビでしたし。
そんな彼の励ましは、タギルにとっても大きかったんじゃないのかな。

アカリ&ゼンジロウ:
ローダーを使っての足止めは、この2人にとっては本当に嬉しかったんじゃないかなと思います。
ずっと、後ろから見ているだけ、戦いたいのに戦えない、そんな状態だったのですし。
力になりたい時に、力になれる。
怖さよりも、仲間への信頼と、自分にもできるという嬉しさが溢れてたんだろうなあ。

キリハ&ネネ:
アカリ達同様の足止めでしたが、彼らもまた、後輩への信頼がにじみ出てました。
ハンターではなかったわけですし、戦って勝つことよりも、信頼して任せることが重要。
キリハがそういう選択を取っていることが、成長したんだな〜とか思いました。
あとネネさんも、外見的に成長したなあと。(ぇ)

アイル&レン:
この2人もまた、自分たちに出来ることとして、足止めを行っていました。
世界の危機とか戦闘とかよりも、ゲームとしてハントをしていた2人。
思えば、巻き込まれていた感じですね。ただ遊んでいただけなのに。
・・・もっとも、遊び方は相当悪でしたが(^^;)
でも、あくまでもゲームとして行動していたわけで、本当に悪い人なのではなく、
こういった場合には、最善の行動をとりました。
何もできなくても、何かできる。
2人が守りたかったのは、世界とかそういう大きなものじゃなくて、
楽しかったデジモンハントそのものなのかも・・。
なんて、ふと思いました。

時計屋のおやじ&クロックモン:
クロックモン、強いというかすごいです・・!
さすが、時間やら時空やらを操れるデジモン。それでいてのんきな可愛さがいいです・・♪
そしてラスト。まさかまさか、正体が明かされるだなんて・・・!!!
しかもその正体、バグラモン様ああああああああ!!!!!
マジですか!!!
マジですか!!!!!!!
まさか、生まれ変わってそのようなお姿になろうとは・・・!なんとお茶目な・・!(笑)
改めて見ればたしかに、赤い目をしていました。
いっやはや、何があったのやらまさかです。
敵として憎めないどころか尊敬すらできたバグラモン様。
その恐ろしい力を守るために使うという選択のおかげで、世界は救われました。
いやはや、ずっとボスだった彼がまさかこのような形で味方になるとは・・・!
そして、現在の目標は、弟に会うこと。
・・・・・うわああああああん!!!!ダークナイトモンーーー!!!
彼がどのような姿に転生しているかはわかりませんが、
ぜひぜひ、兄弟仲良く過ごせる未来があることを、お祈りしております・・・!!

レジェンド組:
ブレイブスナッチャーに力を注ぎ、共に戦ってくれました!
あのアイテムってデジバイスの模様が描かれていたのですね・・!
みんな、タギルに対し、叱咤激励をしながらもついてきてくれました。
とくに大輔は、ゴーグルの大事さ、重要さ、その意味を知っていますからね〜。
元々タギルとは似た立場ですし、次に会うときはのんびり会話でもしてもらいたいです(^^)
お別れが早いのはデジモンでは恒例ですし、寂しいと思っている暇もなくだったのは、
私にとっては救いでした(笑)
皆さんが勢揃いする日が見られるだなんて思ってもいませんでしたし、本当に嬉しかったです!
助っ人、ありがとうございました!!!
・・・きっとまた、会えるよね・・・。

リョウマ:
どのような心境なのかと思ったら、知らない間に操られていたご様子でしたね・・。
自分の意志として行動しているつもりが、いつの間にか乗っ取られていたかのような・・・。
予告でのあの表情は、自分の行動に気付いた時の衝撃だったのですね。。
わかってやっていたのではないあたり、辛いものがあります。
説得するまでもなく本人は理解しているし、ただ夢中で追いかけたかっただけなのに、
気付いたら違う道を走らされていただなんて。。
真っ直ぐな道を走っていたら、本当の意味でベストハンターになれていたかもしれないのに。
でも、それでも、あとはタギルがやってくれると信じていたからこそ、
どこまでも堕ちていかずにすんだのでしょう。
あとを任せられる人がいる。信頼できる仲間に、リョウマも入っていたのですね・・!

アスタモン:
アスタモーーーーーン!!!��( ̄□ ̄)
まっさかまさか、彼が黒幕だとは思いもしませんでした・・・!!
OPでも普通に映ってますし、リョウマを戻すきっかけになってくれるような、
そんなパートナーさんだとばかり思ってました。。
でもって、正体表す時が何と気持ち悪いことか。
とはいえ、元々のアスタモンは、クオーツに迷い込んだ最初の犠牲者なわけですよね。
どこかでもし生まれ変わることがあるのなら、その時にはリョウマと出会って、
本当のパートナーいなってほしいな、なんて思いました。

クオーツモン:
正体はデリーパーを思わせるような不気味な形でしたね・・。
様々なデータをリョウマを通じ集め、自分を強くしていました。
結果、なんという恐ろしい強さ・・!というか、歴代集めるだけのことはあります、
マジでヤバい。あんな短時間で世界包みこめるとか・・!!
データは吸収し、そのままの形で残すことに拘るあたり、
ただ破壊だけを望んでいるわけではない様子。。
そこからまた何かを生み出すとか、新しい世界を構築できそうですし。
そんな史上最大の敵でしたが、最初に生まれたルーツを発見され、
自分の体の一部である個々のデータに反逆され、がら空きになったところをハントされてしまいました。
元々、吸収したデータを人質に使うなど、性格面では悪そのもの。
1人で過ごしてきたであろうクオーツモンは、自分を守ることに必死だったのかもと思いました。
だからこそ、ハントされてデジタマになったのかな、と。
なりたくてクオーツモンになったわけでもないでしょうし、
やり直す機会があるのなら、彼も生まれ変わって仲間と平和にやりたかったのかも、と。
アスタモンになっているときに、少しでも、リョウマ達との間に友情が芽生えていれば、
色々と変わったのでしょうに・・・。
今後は、シャウトモンのもとで、正しく孵化して、楽しく生きてほしいです・・!

またいつか会おうね:
というわけで、デジモンクロスウォーズ、完結です。
ああああああああああ寂しい!!!!
色々と語りたいところですが、なにせ長いシリーズでしたので、
それぞれのキャラについて、後日別途で語りたいと思います。
そして、このデジクロというシリーズは、私にとって希望をくれました。
「またいつか会える」という。
セイバ以来音沙汰なかったところに急にきた光だったわけで、
現状、デジモンシリーズは、いつか戻ってくる気満々な感じですし、
ああこれはきっと、いかなる形であれど、どのような雰囲気であれど、
いつか、また戻ってきてくれるのだなと。
また会えるんだな、と。
その時は歴代ヒーローには会えないでしょうし、タイキさんやタギルにも会えないでしょう。
でも、それでも構わない。「デジモン」である限り、私はそのすべてを愛し尽くします。
だから、今はとにかく、そのいつかを楽しみに、全力で日々を過ごしたいと思います。
そして、1年半あまり続いたデジクロ。
こんなに長い付き合いになるとは、思いませんでした。
当たり前のように放送してくれていたこの期間は、思い返せば本当に幸せでした。
会えることが当たり前と思い怠けてしまった時もありましたが、
最後まで見ることが出来て、本当に良かったです・・!!
ありがとう、タイキさん。感謝しています、スタッフの皆様。
全79話、本当に、本当に、
ありがとうございましたあああ!!!!

未来も、ほっとけない!